宮本三郎美術館/ふるさと館 企画展

春夏秋冬~宮本三郎を中心に~

開催日時

2022年(令和4年)3月19日(土曜日)~6月19日(日曜日)

会場

宮本三郎美術館

入場料

一般300円
団体250円(20名以上)

※こまつミュージアム・パス利用可
※高校生以下、市内在住の65歳以上(要証明)は無料
※障がい者手帳等を有する方または「ミライロID」アプリ提示者とその介護者1名は無料

休館日

月曜日(3/21は除く)、3/22、5/6

概要

宮本三郎の代表作《日本の四季》は1946年、進駐軍から白雲楼ホテルの食堂の壁画制作を依頼され、わずか1ヶ月半余りで描き上げた大作です。「日本の四季」という進駐軍から与えられた画題で宮本が描いたのは、伝統的な花鳥風月ではなく、ふるさとからイメージした農山漁村の四季の景色と、その中でひたむきに働く日本人の姿でした。戦争で荒廃した国土の復興を願って描いたとも読み取れるこの作品からは、穏やかで懐かしい日本の四季を感じられるのではないでしょうか。宮本が、南方従軍中の思い出話として、「四季がないところの寂しさってひどいもんだよ」「日本に四季があることはこれは、すごいしあわせなことだ」と弟子の西嶋俊親氏に語ったという逸話が残っています。

本展では、宮本三郎の代表作《日本の四季》全6点を中心に、四季折々の情景を感じられる宮本作品の他、郷土の画家が描いた四季にまつわる作品もあわせて展示します。また、県内コレクターのご協力のもと宮本三郎《西貢の女》を初公開いたします。

展覧会構成

(Ⅰ) 宮本三郎「日本の四季」

(Ⅱ) 人物の装いに見る春夏秋冬

(Ⅲ) 風景・静物に見る春夏秋冬

(Ⅳ) 郷土の画家が描いた春夏秋冬

📍宮本三郎美術館(小松市小馬出町)

本日開館9:00〜17:00