:2022年12月10日(土曜日)~2023年3月12日(日曜日)
宮本三郎美術館
一般300円
団体250円(20名以上)
※こまつミュージアム・パス利用可
※高校生以下、市内在住の65歳以上(要証明)は無料
※障がい者手帳等を有する方または「ミライロID」アプリ提示者とその介護者1名は無料
月曜日、年末年始
本展覧会では、洋画家 宮本三郎(1905‐1974)の生涯にわたる画業の移り変わりを、初期・従軍・疎開~終戦直後・戦後・晩年と期間を
わけて紹介します。宮本はその時々の作風について、自分の言葉で説明しています。それは、常に自分を客観視しようとしていたからです。そのため、宮本は絵画の造形的な研究だけでなく、作者の理念、モティーフや主題といった美術史的な研究にも熱心でした。そうした熱心な研究もあって、宮本の作品の造形的な特徴に、西洋美術史に名を連ねる画家の作品との類似を見出すことができます。では、そうした類似と一線を画す「宮本らしさ」とは、一体どのようなものなのか。宮本の画業の移り変わりは、単なる“時代の要請”や個人的な環境・気分の変化によるものではないはずです。
本展覧会では、宮本の作品を鑑賞するだけに終始せずに積極的に解釈し、宮本の画業の移り変わりを改めて見直します。
📍宮本三郎美術館(小松市小馬出町)