宮本三郎美術館/ふるさと館 企画展

ちょっとお寄りください~宮本三郎にまつわるエトセトラ~

開催日時

2022年12月10日(土曜日)~2023年3月12日(日曜日)

会場

宮本三郎ふるさと館

入場料

無料

休館日

月曜日、年末年始

概要

優れたデッサン力で生涯にわたり女性や花を主題に制作し続けた洋画家・宮本三郎(石川県小松市出身/1905-74)。油彩画を描く傍ら、新聞小説の挿絵や雑誌の表紙絵を数多く手掛け、人気を博しました。また二紀会の創立に携わったほか、日本美術家連盟の理事長として作家の社会的地位の確立・保護に尽力するなど、昭和の洋画壇を牽引した人物としても知られています。ところで、画家の妻は伴侶として、ほとんど語られることがありませんが、隠れた貢献者であることが多いといわれます。宮本三郎の妻・文枝さんも夫を陰ながら支えた女性です。画壇では夫妻の間柄は有名で、宮本自身も「妻は私をかばう時、無鉄砲なくらい勇気があり、献身的であり、かえって私をはらはらさせる。私はその蔭に隠れて、勉強も出来、時には昼寝も出来る。」と語っています。本展では、文枝さんが語る宮本三郎の人物像をはじめ、いろいろなエピソードを作品とともに紹介します。より身近な存在として宮本三郎を感じていただければ幸いです。*宮本三郎「妻を語る 笑い声の幸福」『週刊朝日』1951年2月25日号

📍宮本三郎ふるさと館(小松市松崎町)

本日開館9:00〜17:00